腰痛

読書療法という施術

悶絶する程の痛みを抱えたお客様。ペインスケールでいうところのMAXらしい。痛みがくると床に伏せて、全身に力を入れ、息を止める。

ただひたすら、痛みという魔物が通り過ぎるのをただひたすら待つ。

その時点で「ちょっとレベルが違うな」と思いつつ、普段通りの施術を行いました。

施術中、どこに触れても一点に痛みが走る。「おかしい…」

 

施術終了。

根が深いので、今日の今日には良くならないかもしれません。

 私たちの施術は今日よりも明日、もっとゆるむ施術ですので、もしかしたら明日の方が楽になるかもしれませんが、自信がありません。もう一度明日診せて頂けますか?

 と言ってお別れをしました。

その日は痛みが薄く、激痛の再発もなく、なんとか行けそうだ。というメールをいただきましたが、翌朝また激痛を持って来店されました。

施術をして、ストレスが体に与える影響についてお話させていただきました。

 

『ストレスって胃に穴を空けたりするんです。腰痛なんてへっちゃらで起させます。

この仕事をしていると、不思議な事に痛む場所を自分で選んでいるような気すらします。

ストレスというネガティブな感情は、腕を使う仕事の方は腕に、立ち仕事や座り仕事の方は腰や脚に異変が起こさせるケースが多いと思います。

さらに、ストレスは内分泌系にも作用してくるので、消化器系や睡眠の質にも影響してきます。だから鬱っぽくなりますよね。

いまどき、ストレスで胃に穴か空いちゃいました、って人は少ないですよね。

近年ではストレスは腰痛を選んでいます。そのうち、社会的に腰痛はストレスだ!という認識になったら、また別の場所を選ぶんじゃないでしょうか?』

 

という持論?をいろいろお話させていただきました。

 

そして、1冊の本を読んでいただきました。

その結果、痛みが嘘のように消えてしまいました

 

 

教訓

ある悩みを解決に至らすためには、他人に話しを聞いてもらったり、いろいろ教示を受けたりしても、本人が腹の底に落とし込まないとダメなんだと思う。(だから占いとかに行く人は何度も行くんだな。落とし込めてないから。)

今までも、お客様といろいろお話しをしてきましたが、2割くらいしか伝わっていないのかな?と思いました。

例えば「ストレッチした方がいいよ。」「そうですね。」という会話。

こちら側としては10割の勢いでストレッチして欲しいな〜、と思っていても

多分お客様はやりません。この言い方では伝わらないですよね。

 

積極的にごり押しする!大切な事は紙ベースで伝える!

まずはこの2つを徹底して行きたいと思うのでした。