1年近くになるだろうか?
パーキンソン病と診断された方に週1回、施術をさせていただいている。
かなり進行しており、体のバランスを取ることが難しく、すり足、首下がりの症状が顕著である。
私が週1度施術をしたところで、治るわけもないのだが。
施術後には明らかに、体も軽く、表情も柔らかくなっている。
施術についてはまたブログで紹介します。
難消化性デキストリンという食物繊維
通い始めた当初、お客様が「便意を感じてから排便まで5時間かかることもある。」
と言われていた。
食事にも気を付けており、便秘薬も、病院から処方されたもの、一般薬、浣腸と、いろいろ試されてはいるが改善はされず、困っておられた。
実にパーキンソン病患者の7.8割が便秘だという報告もあり、病気を患う前から便秘症の方も多い。
このお客様が長期のご旅行に行かれるというので
旅行に行って5時間もトイレに入ってたら観光どころじゃないな…と思い
一番、害のなさそうな便秘改善方法について1人検討会を開始した。
飲んでるお薬とバッティングせず、安全である事!
その結果行き着いたのが
『難消化性デキストリン』 と 『水溶性食物繊維イヌリン』
どちらも似たようなもにだがちょっとだけ違う。
- デキストリン
じゃがいもやとうもろこしに含まれるでんぷんの一種。
お湯にも水にも溶けるし匂いもない。
- 整腸作用
- 食後血糖値の上昇抑制作用
- 食後中性脂肪の上昇抑制作用
以上の3点からデキストリンは特定保健用食品(トクホ)だそうです。👈このシステムが金儲け臭くて怪しいから、気にしない事にしてるけど。
- イヌリン
菊いもやごぼうに含まれる多糖類の一種。
お湯に溶けるが水では溶けにくい、やや甘い匂いがする。
どちらも1日に10g程度を何かに混ぜて摂取します。
お薬ではないので、効果が薄れると言う事もないみたいです。
ネットでは糖尿病予防効果やダイエット効果などもうたわれているみたいですね。
便秘は改善したか?
答えはyes!
.
やはり毎日爽快!!とはいかないものの
「もうトイレに何時間も座るという事がなくなった。今までで一番効いた」
と言われています。
旅行に間に合ってよかったです。ホッ
お腹を触ると便が出にくくなる。という事からお腹の施術ができませんでしたが
これからは「お腹OK」という事なので
首下がりが少し改善できるのでは?と期待しています。
うちの両親も難消化性デキストリンを飲んで便秘が解消されました。
副作用といえば、おならが出る くらいなので
便秘薬を常用されている方は是非一度お試しください。
どちらもAmazonで1,000円くらいです。
ちょっと試すにもよいお値段ですよね。できるだけ良質そうなものを選びましょう!
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